吸湿くん 湿気を吸収する

GOOD DESIGN

吸湿くん®3
つのポイント

POINT

POINT 01

低湿度下で保管可能

POINT 02

乾燥剤フリー可能

POINT 03

多用途、袋形態OK

吸湿くん®とは

ABOUT

フィルムと乾燥剤を一体化した
高機能フィルム

吸湿くん 湿気を吸収する
吸湿くんEX 湿気を吸収する

吸湿くん®の能力

FEATURE

吸湿くん®(吸湿フィルム)は
お客様の製品のお役に立ちます。

01

乾燥剤を入れなくても、内容物を湿気による品質劣化から守ります

02

小袋品・スティック包装品のように、乾燥剤が封入出来ない製品にも吸湿機能が付加できます。

03

乾燥剤の誤飲、誤使用によるトラブルを回避します。

04

乾燥剤の投入及び、乾燥剤の発注管理・在庫管理の手間をなくします

05

乾燥剤(乾燥剤+外装フィルム)をカットできるので、環境配慮でECOです。

吸湿くん®の機能

FUNCTION

01

袋内を低湿度下に
保つ事が出来ます

【吸湿スピード比較
(40℃×90℃RH保管)】

吸湿スピード比較

条件:恒温恒湿槽に100mm×100mmの吸湿くん試験片を投入し、時間経過毎のフィルムの増加重量(吸湿量)を測定し比例計算にて算出。

※上記の表は下記の構成フィルムで検証しております。

吸湿能力6g/㎡タイプ:PET12/LDPE15/AL7/LDPE15/吸湿くん®60

吸湿能力1.0~2.0g/㎡タイプ:PET12/LDPE15/AL7/吸湿くん🄬EX+α45~60

【包装後の吸湿能力】

包装後の吸湿能力

条件:サンプル袋を40℃-75%RHの環境下で保存し測定

※上記の表は、PET12μm/DL/アルミ箔7μm/DL/PET12μm/DL/吸湿くん®(吸湿フィルム)60μmの構成の袋で検証しております。
※弊社での測定データであり、保証データではありません。

※弊社での測定結果であり、保証データではありません。

吸湿くん®(吸湿フィルム)は内容物に合わせた2種類より適切な吸湿能力タイプをお選びいただけます。

タイプ 能力 内容物使用例
吸湿くん® 6g/㎡ 高い吸湿能力が必要な物(健康食品、医薬品、電子部品など)
吸湿くん®EX 2g/㎡ 吸湿能力+αの能力が必要な物
(健康食品、粉ものスティック包装等)
1.6g/㎡
1.3g/㎡
1g/㎡
吸湿くんタイプ
吸湿くんFタイプ(フィルムタイプ)
能力 内容物使用例
3g/㎡ 高い吸湿能力が必要な物(健康食品、医薬品、電子部品など)
吸湿くんタイプ
吸湿くんEXタイプ
能力 内容物使用例
2g/㎡ 吸湿能力+αの能力が必要な物(健康食品、粉ものスティック包装等)
1.6g/㎡
1.3g/㎡
1g/㎡

02

乾燥剤と比較して安定した
吸湿効果を発揮し、
高温条件下でも水分を
蒸散(排出)しません。

乾燥剤入り袋

乾燥剤入り袋

吸湿くん®

吸湿くん®

【吸湿反応 不可逆性検証】

吸湿反応 不可逆性検証

吸湿くん®(吸湿フィルム)
の吸湿はー

【1】
化学反応なので高温条件下でも、一度吸湿した水分を蒸散(排出)しません。
【2】
船便での輸送や、夏場の倉庫など袋が高温条件下にさらされた時に、乾燥剤が水分を蒸散(排出)し、中身に悪影響を与えてしまうリスクから内容物を守ります。

条件:初期から吸湿まで40℃-90%RHにて48hの測定の後、吸湿後、恒温槽にて70℃の高温条件下で48h 計96hを測定

吸湿くんはフィルムの面で吸湿するため、乾燥ムラが少なく乾燥することが可能です。
高温条件下でも、一度吸湿した水分を蒸散(排出)させることはありません。(不可逆性反応)

03

多用途、袋形態に
付加できる汎用性

水分により以下のような品質劣化が懸念される商品に吸湿くん®(吸湿フィルム)は最適です。

効果が発揮しやすい
カテゴリー

健康食品・医薬品

健康食品・医薬品

水分により成分が変化する商品

電子部品

電子部品

均一な吸湿が求められる商品乾燥具合のばらつきにお困りの商品

食品(水分活性0.6Aw未満)

食品(水分活性0.6Aw未満)

水分により味や風味が変わったり変色してしまう商品
例)コーヒー、お茶、高級海苔等

吸湿くん®を導入の
お客様の声

CUSTOMER VOICE

年に数件、乾燥剤使用でお客様から誤飲・誤使用のクレームがありました。
何か解決の策はないかと頭を抱えていた時に、吸湿くん®の提案をいただきました。
吸湿くん®を使うことで乾燥剤を使用しないので、誤飲・誤使用によるクレームがなくなりました。

乾燥剤の誤飲・誤使用による

クレーム

ゼロ

企業の皆様へ

吸湿くん®を使用した研究開発、新商品化
に向けてのご案内

サンプルのご依頼などはこちらから

吸湿くん®(吸湿フィルム)
規格袋の販売を
はじめました!

小ロット対応 吸湿くん®
(規格袋)

TO-A1

TO-A2

TO-A1
TO-A1
品名:
TO-A1
袋サイズ:
TO-A1(W)100mm x(H)160mm
材質:
PET#12/AL#7/PET#12/吸湿くん®#60
入数:
1,000枚/1ケース
加工:
1色印刷、四隅角落とし、ノッチ2箇所

※吸湿くん®はポリエチレン系素材
※直進くん®(直進カット)加工入

TO-A2
TO-A2
品名:
TO-A2
袋サイズ:
TO-A2(W)120mm x(H)190mm
材質:
PET#12/AL#7/PET#12/吸湿くん®#60
入数:
1,000枚/1ケース
加工:
1色印刷、四隅角落とし、ノッチ2箇所

※吸湿くん®はポリエチレン系素材
※直進くん®(直進カット)加工入

※吸湿くん®の能力は規格によって異なります。

直進くん®
(直進カット)加工入

直進くん®(直進カット)加工入

「直進くん®」とは?

詳細はこちらから

納期・価格はお問い合わせください。運賃が別途必要です。
別サイズも対応できる場合がございますので下記問合せフォームからお問い合わせ下さい。

お問い合わせはこちらから

開発エピソード

EPISODE

吸湿くん誕生秘話

EPISODE01

吸湿くんは乾燥剤を入れなくても、袋の中の湿気を吸湿してくれます。
今では食品、健康食品、医薬品、電子部品など様々な用途で使用されていますが、実はこの吸湿くんはあるお客様の一言がきっかけで生まれる事となりました。

EPISODE02

それは2010年頃のことです。
福岡の老舗醤油メーカーのお客様がありました。
お客様はこだわりの原料を使用した出汁パックを販売されていました。
この出汁パックは「家庭でもプロの味を味わうことができる。出汁をとった後の出汁がらもまた美味しい」と評判となり、あっという間に年間数10万袋も売れるヒット商品となりました。

EPISODE03

毎年右肩上がりに売れる商品になった後も、お客様はある問題に心を痛めておられました。
それは、「乾燥剤の誤食」でした。
頻繁ではありませんが、年に1回あるかないか消費者の方が同封された乾燥剤を誤って煮てしまい、誤食してしまうという事例が起こっていたのです。

EPISODE04

パッケージにも、乾燥剤にも、「乾燥剤は食べられません」と注意書きはきちんと書かれており、発生率は年間0.001%の世界です。
これを全く発生させないとするのは難しいのではないかと思われました。
それでも、『乾燥剤のトラブルは0にせんといかん』
これがお客様から私たちに伝えられたミッションでした。

EPISODE05

お客様の「例え10万人に1人でも、100万人に1人でも、弊社の商品を買ってもらったからには、お客様にこんな思いをして欲しくない。」
という強い想いに私たちは共感し動き始めました。

EPISODE06

乾燥剤の誤食をなくすには、乾燥剤を必要としない機能をパッケージ持たせるしかありませんでした。
これは難しいチャレンジでした。
こうして試行錯誤の末、吸湿くんが完成したのでした。

EPISODE07

例え小さな声であっても、「乾燥剤の誤食をなくしたい。」この想いが乾燥剤いらずの吸湿くんを誕生させたのでした。
今や年間何100万袋のご注文をいただくようになった吸湿くんですが、もしかしたら皆様のご家庭で使われているかもしれません。
人類の豊な生活に貢献することが私たちの使命です。

機能包材ラインナップ